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Z GandumⅡ

Z GandumⅡ恋人たちを見た。
ちょうど私が大学へ入学した頃にTV放映していたのを覚えているが、20年の時を経ても色あせることのないストーリーに引き込まれた。
ただでさえ複雑だった機動戦士ガンダムの設定が、より難解になり同じ軍隊内の反乱軍がファシスト的勢力と主導権争いをするというのは、今考えても子供が見てわかるものではないだろう。
現実の歴史の中では、軍隊反乱による政権交代はクーデターと呼ばれるわけだが(簡単に言えばだが)、その根底には政治体制に対する一般大衆の根深い不満の高まりが存在しているものだ。
Zガンダムが80年代中期にこうしたテーマを表現し、多くの若者を引きつけたのは当時の時代の空気が、様々な社会的要因をはらみながらあてのない閉塞感にとらわれていたからなのではないか。ベルリンの壁は高く、ソビエト連邦も健在で、核戦争の危機が切迫しているという重苦しさもまた存在していた。
富野監督が新訳を掲げて、Zガンダムを作り直しているわけだが、群像に重きを置いて社会的テーマを後景させてしまったように感じている。何よりも残念だったのは、シャア・アズナブルの連邦議会乗っ取り演説が省略されてしまったことである。
人と人との出会いが、根本的には社会を動かす原動力になるのだと感じているが、また、転機になるある種の英雄的行動も存在することは確かだろう。流れに流されるのではなく、流れそのものを変えていく、創り出していく、そういう何かが必要な時があるのだと思う。
しかし、前向きなカミーユというのは、見ていて違和感はあるものの、悪いものではないなと思ったのは私だけではないだろう。若者には、いつでも時代を動かす原動力であって欲しいからかも知れない。
こんな事を考えさせられる作品を、世に送り出してくれた富野監督に感謝したい。
[mixi日記より転載] ^ TOP

Posted on 2005年11月26日22:33tomneko さんによって投稿されました-

国土交通大臣認定

イーホームズと姉歯建築設計事務所の問題で、国土交通大臣認定の構造計算ソフトウェアから出力された計算書類を、正しい値で計算した前半部分と改ざんした値で計算した後半部分を合体させて、書類を偽造していたという報道があった。
ソフトウェアそのものは、国土交通省の審査を通っているのだろうが、出力された書類をミックスされてしまっては、何の意味もない。審査自体は (財)日本建築センターが行っているようで、構造安全性に関する電算プログラム性能評価にあたるようだ。
http://www.bcj.or.jp/index.html
http://www.bcj.or.jp/c02/b02/01_05.html
評価基準を見ると以下のようになっている。これでは改ざんを防げないのではないか?
「認定プログラムが適用範囲内で使用され、かつ、計算処理が正常終了した場合には、構造計算書の各ページのヘッダーに大臣認定番号・性能評価番号などが出力されます。設計時に使用される個別計算的な使用や適用範囲外で使用された場合は、このヘッダーは出力されないようになっており、ヘッダーは適正使用を証明するものとなります。」
いっそのこと、出力データは改ざんが困難な暗号化されたバイナリ形式で国土交通省又はその委託先へ、ソフトウェアから直接登録することにして、国土交通省を経由しなければ客先へ提出できないようにしてしまってはどうか。
小さな政府が喧伝されている中で、役所の集中管理を進めるのはどうかという意見もあると思うが、人命に関わることはまた別である。
偽造した姉歯にも、それをチェックできなかったイーホームズにも問題はあるが、コスト最優先で安全が犠牲になるのは今に始まったことではない。建築確認を建築主事が全て行うのは無理があると言うことで導入された民間検査機関だが、民間検査機関を統轄していくのはやはり国土交通省の使命だろう。
データの標準化と、データ自体の整合性チェックだけでも自動化すれば、改ざんはある程度防げる。少なくとも、ITのプロではない建築士に改ざんできないようにすべきだろう。極端な話し、チェックサムだけでも防げたのではないか?前と後ろを合体させるなど、考えられない幼稚な偽造だからだ。
集中管理もITを駆使して行えば、人手をかけることなく行うことも可能だろう。構造計算ソフトウェアの認定基準にデータの標準化を盛り込み、暗号化とMD5チェックサムによる改ざん防止を行うなどすればどうだろうか。
[mixi日記より転載] ^ TOP

Posted on 2005年11月23日10:52tomneko さんによって投稿されました-